肌をトーンアップし、自分のなりたい肌色に近づけてくれるコントロールカラー。
さまざまな色があるため、これまで使ってこなかった人にとっては自分に必要な色がどの色なのか見当もつかないですよね。
しかし色の特性さえ理解すれば、自分の肌悩みをしっかりコントロールしてくれますよ♪
きれいな印象を与えるお肌を手に入れましょう!
コントロールカラーを知る
コントロールカラーを使わなくてもベースメイクを完成させることができますが、使うことでより自分の理想の肌に近づけることができます。
肌の状態に合わせてベースメイクも変えることで、周囲にいつでも美しい肌の印象を与えるでしょう。
肌の部分的な悩みをカバーするという点だけで比較するならば、コンシーラーのほうがその力は勝ります。ニキビやシミなど、ポツンと目立つお悩みにはコンシーラーを使うほうが適しているといえます。
全体的なお悩みの場合、コンシーラーだと塗れば塗るほどに目立ってしまう可能性もあります。
コントロールカラーはナチュラルにカバーし、失敗が少ないアイテムです。
お肌の色ムラをカバーして色を整えておくことで、その上からのせるファンデーションの発色が良くなるので、自然と顔を明るく見せることができます。
また、コントロールカラーによってベースをしっかりしておくことで、ファンデーションは薄塗りで済むため化粧崩れしにくくなります。
ファンデーションを何度もつけると厚塗りになってメイクが長持ちしませんが、コントロールカラーを正しく使えば薄付きのメイクを作れます。
カラーパレット
さまざまな色があるコントロールカラーに、それぞれどのような特徴があるのか紹介します。
その特徴を知るとこれからのメイクで生かせるようになりますよ♪
ホワイト
ホワイトは輝きをプラスしてお顔全体を明るい印象に。
パールのような輝きによって暗く見えがちなお顔の印象を変えます。
艶めきや輝きをプラスしてエレガントな雰囲気に仕上げます。
自然にお肌の透明感を加えることで透き通るような素肌感を演出。
お顔全体のくすみをとりたい時に最も使いやすいカラーです。
イエロー
イエローヴェールは肌のくすみを抑えて全体的にトーンアップ。
黄色肌の日本人になじみやすいイエロー。
ナチュラルに肌を明るく見せて素肌感を残します。
自然な美しさを保ち、元気な印象に。
初めてでも抵抗なく使いやすいカラーといえます。
オレンジ
オレンジ補正は、シミやそばかすによる色ムラが気になる人にピッタリ!
フレッシュなオレンジは生き生きとヘルシーな印象に仕上がります。
シミ・そばかすを自然にカバーしてお肌の透明感を引き立たせてくれます。
茶色のくすみだけでなく、目元の影やクマをカバーして目立ちにくくする効果も。
目元がトーンアップするとお顔全体が健康的に見えます。
ピンク
ピンクのコントロールカラーは、血色の悪さやくすみをカバー。
くすみはお顔全体をどんよりと暗い印象にします。
そんなくすみをピンクのヴェールによってトーンアップし、
ぽっと華やかなやわらかく女性らしい印象に。
ほどよい血色感でピュアな印象の女性を演出します。
ラベンダー
ラベンダーは肌をより明るくトーンアップし、透明感を与えます。
紫系のラベンダーカラーは黄色の反対色なので、
黄ぐすみの多い日本人の肌を白色に近づけます。
ブルーの与える透明感よりフェミニンな印象を持たせます。
お肌の透明感をそのままに赤みや黄ぐすみをしっかりカバー。
ブルー
ブルーの与える補正は、黄ぐすみを抑えた澄んだ透明感。
ベージュを乗せると浮きがちな地黒なお肌にもぴったりです。
使い方によっては青白く見えてしまう場合もあるので、
気になる箇所への部分使いがおすすめ。
白浮きせずに透明度の高いお肌に仕上げます。
グリーン
グリーンは小鼻まわりの赤みや赤ら顔のカバーに最適!
部分的に赤みを残したままファンデーションを乗せると、
仕上がりもイマイチになりがち。
赤の反対色であるグリーンを使うことで美しく仕上げます。
お肌の透明感を底上げする効果もあり。
コントロールカラーの上手な使い方
コントロールカラーを使う順番は、ファンデーションの直前です。
洗顔後のスキンケア、UV対策、化粧下地のあとにコントロールカラーを使い、ファンデーションで仕上げます。
お顔全体用のコントロールカラーの場合は化粧下地が不要な場合が多いです。商品の説明を読んだ上で判断してください。
部分用のコントロールカラーを使う場合や、ポイント使いをする場合には、先に化粧下地を塗っておきましょう。
全体用のコントロールカラーを使う場合、手にコントロールカラーを出して指でなじませます。指を使ってスタンプのように頬・おでこ・鼻・顎にのせて、顔の外側に向けてポンポンと伸ばして馴染ませていきます。
量が多すぎるとヨレる原因になるので注意が必要です。薄く均一にのばしていくことが重要です。
最後にスポンジで軽くたたくようにして馴染ませることでより均一に仕上げることが可能です。余分なクリームをとる事もできるので失敗が減ります。
部分用のコントロールカラーを使う場合は、先に化粧下地を塗ります。指先にコントロールカラーを出して気になる部分に少しずつ乗せて馴染ませます。
全体用のコントロールカラーと同様にポンポンとのせていくと良いでしょう。部分用のものは、全体用のものに比べてクリームが硬めである場合が多いので、のせながら馴染ませることをより意識しましょう。
ファンデーションを何度も重ねて厚い化粧で気になる部分を隠すより、コントロールカラーで悩みをカバーして薄付きのメイクでナチュラルにきれいなお肌を演出しませんか?
肌本来の美しさも保つメイクでいつでもきれいなお肌を保ちましょう♪
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