普段あなたはどのようにクレンジング・洗顔を行っていますか?
もしかするとあなたの肌の不調は食生活や睡眠時間、化粧品のせいじゃなくてクレンジングの間違いかもしれません。
一度クレンジングの仕方を見直すだけで一気にお肌の調子が改善することもありますよ。
MISTAKE1:熱すぎるお湯(または冷たすぎる水)
多くの人は水温に関して割と無頓着です。
これはクレンジングするとき以外の場面でも言えることです。
ファンデーションや皮脂などの油分は水温が低すぎると落ちにくくなります。
また、水温が高すぎる場合は必要な皮脂まで奪われて肌乾燥を招きます。
洗顔・クレンジングにおいて丁度いい水温は人肌程度の32~36度。
熱すぎることも冷たすぎることも肌にとってのダメージにつながります。
MISTAKE2:速すぎる(または長すぎる)
メイクを落とす作業は面倒だからと強いクレンジング剤でゴシゴシこすってさっさと終わらせていませんか?
強いクレンジング剤でゴシゴシと落とすことは肌にとても負担がかかります。
時間をかけずにさっさと終わらすというのも、毛穴に詰まったファンデーションをそのまま残している可能性が高いです。
じゃあ時間をかけてゆっくりと洗えばいいのかというとそれも間違い。
時間をかけてクレンジングしながらマッサージを行うという人もいますが、長時間クレンジング剤が触れていると皮脂が奪われて乾燥します。
また、マッサージによってクレンジング剤を強く肌にこすり付けているので二重に皮脂が奪われる結果に。
クレンジング剤は手のひらに広げて温めてから手の面を使って顔に馴染ませます。
メイクを浮かす作業は数十秒~長くても1分までに済ませる。
そうすることで汚れや余分な皮脂を落として、必要な皮脂を残すことができます。
MISTAKE3:多くの製品を併用する
製品を多く使用するから汚れがきれいに落ちるわけではありません。
多く使うということは皮脂も多く奪われます。
同じようにダブル洗顔も必要な皮脂を奪います。
皮膚のバリア機能を磨耗し、表皮の乾燥を招きます。
多くの製品を併用することはただ、お金の無駄使いなのです。
MISTAKE4:皮膚を剥がし取る
スクラブクレンジングというものがあります。
皮膚を削って新しい皮膚を表面に出したり、角質を無理やり削ぎ落とすような行為です。
本来あるべきでない古い角質のせいで肌がくすんでいるということもありますが、大抵の場合はやりすぎです。
スクラブ後の肌は傷ついています。生まれたての弱い状態の肌です。
そんな状態で周りの刺激を受けてしまえば当然さらに傷つきます。
MISTAKE5:全部に薬用クレンザーを使う
薬用クレンザーは本来にきびのある箇所に使用するものです。
額ににきびがあるという人が全顔に薬用クレンザーを用いるとどうなると思いますか?
もともと肌に必要な常在菌までも殺菌し、肌に必要な油分までもすべて洗い去ります。
そして肌はどんどん乾燥していくでしょう。
薬用クレンザーは必要な部分だけに使用しましょう。
MISTAKE6:節約する
お金を節約しようと思って、十分な量のクレンジング剤を用いずにクレンジングしている人が多くいると思います。
1度に使用する量を少し増やしてみてください。
少ない量で無理に引き伸ばし、肌へ多くの摩擦がかかる事が減るでしょう。
また顔に残ったメイクがタオルへと移ることが減るでしょう。
たった少しのことで、案外簡単に肌の状態はよくなります。
クレンジングを正しく行わなければその後のスキンケアは全くの無意味な行為になりかねません。
間違いを見直してあなたの肌のために最もよい方法を行って下さい。
この記事へのコメントはありません。